幼児期の学びにおいて、遊びは重要であることは周知の事実かと思います。
遊びを通して、こどもたちは様々な知識やスキルを身につけて、成長していきます。
これらは、成長していく上で自然と身についていくことが多いですが、療育現場ではおこさまの特性に応じて「目的を持って遊びを提供する」という視点が非常に重要になります。
そこで、今回は、プログラムの一例を通して遊びの効果について考えていきたいと思います。
しっぽとりゲームの効果について考えてみよう
例えば、「しっぽとりゲーム」はどのような効果があるでしょうか。

まてまて~
①しっぽの動きを目で追って手でつかむ
目と手の協調性の向上②一定の姿勢を保ちながら走り回る
③タオルを取られないように体を動かす
ボディイメージの向上などなど
上記のように、1つの遊びだけでも、さまざまな効果が期待できることがわかります。
プログラムの一例
①表情を読む



表情カード・福笑い
②集中できるかな



えほんの読み聞かせ
③相談できるようになろう



はないちもんめ
④協調性を養う



じゃんけん列車
⑤行動の切り替え



だるまさんがころんだ
これらの要素を意識的に行うことが大切です。
こどもと接する思考の変化
「遊びの効果」を考えることで、こどもと関わる際の思考が変化します。



〇〇してはいけません
してはいけないことを伝える



〇〇しようね
すべき行動を具体的に伝える
おわりに
こどもの療育場面では、「できるように行動を強制しよう」といった考えでは、こどもの意欲が低下し、逆効果になってしまうことも…。
こどもの行動に至った原因を追究しながら、遊びのなかで自然と成長を促していきたいですね。
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