こんにちは、ジムパークの谷口です。
療育や体操教室などで、『得意なことを伸ばしましょう』なんて言葉がよく聞かれます。
この「得意なことを伸ばす」ことを深堀りしていくと「とても理にかなっているな」と感じます。

得意なことを伸ばしていく実践例
例えば、療育を実践していく中で発達検査を行い、得意な項目と苦手な項目が出てくるとします(運動発達は年齢相応だが発語がない等)。
そんな時に、敢えて「得意な項目からアプローチしていく」ことで苦手な項目が伸びていくことがあります。
また、体操競技は男子6種目・女子4種目の総合点で争われますが、1種目得意な種目があると、残りの種目も自然と上手くなっていくことがよくあります。
オリンピック金メダリストの、内村航平選手や白井健三選手も、最初は床運動の技術が突出していたと思いますが、のちに個人総合で活躍されました。

なぜ得意を伸ばすとよいのか
いくつか理由は考えられますが、一番大きな要素としては「自己肯定感が高まる」ことで「やってみよう!」「挑戦しよう!」といった【主体性が育つ】からではないでしょうか。
もちろん苦手な部分を克服することも大切な要素です。こどもの様子をみると、「できること」より「できないこと」の方が目立ってしまうこともあるでしょう。
そんなときに、「できること」を褒めてあげることで、こどもの自己肯定感があがり「自分の行動に自信を持つこと」が出来ます。
自分の行動に自信がつくことで、自然と「これもやってみようかな!」と挑戦する【心の余裕】が生まれます。

とりあえずやってみることが大切
どんなに一流のスポーツ選手でも、一流の技術職の方でも、はじめはみんな素人です。
みんな「とりあえずやってみる」ことで、少しずつ技術が向上しています。
手前味噌で恐縮ですが、わたし自身、ジムパークの創業に至るまでは労働者としての勤務経験しかありませんでした。
当然、経営の知識もないし、宣伝のやり方もよくわかりません。
経営のこと、経理・人事・労務管理などについて、本やセミナーで勉強しましたが、実際に行動に移すことでわからないことはどんどん出てきます。
しかし、行動することで「教えてくれる人」や「応援してくれる人」は必ず見つかります。
経験を積み重ねていくうちに、知識や技術が身についていき、自分の行動に自信が生まれます。
これは、ちいさなお子さんにとっても同じではないでしょうか。

おわりに
『得意なことを伸ばしていく』ことで、いつの間にか苦手なことも出来るように!
「ワクワク」「やってみたい!」から【主体性を育てる】へ
ジムパークがきっかけとなれば幸いです。

理学療法士が運営しております。
専門的なサービスを提供いたいします。
すべてのお子さまに発達検査を実施し、根拠のある療育を実施いたします。
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