遊びの発達とは

こどもの『遊び』は、単なる楽しみではなく、心身の健やかな発達に不可欠な活動です。遊びを通じて、運動能力・思考力・創造力・社会性・コミュニケーション能力といった力が育まれます。

今回は、遊びの発達について、まとめていきたいと思います。

遊びの定義

遊びは個人と環境との相互作用であり、内的に動機づけられ、内部でコントロールされ、客観的現実の制約の多くから解放されたものである。

Bundy,1991

遊びの分類と発達段階

Partenの分類

遊びの発達段階

遊びはピラミットのようなもので、各レベルの遊びは先行する遊びのうえに成り立っている。

Pretend playの発達

遊びは項目ではなくモードとしてとらえる

遊びは項目としてとらえることが難しい(移動は遊びではないのか、おもちゃを使えば遊びになるのか、セラピーは遊びなのか)。

遊びは人間であることのひとつのモード。遊び心があれば、世界をおもちゃに変える。

ミゲル・シカール著(2019)プレイ・マターズ,フィルムアート社

「遊びはその最高の状態では、一種の探求であり、それは、大人たちのあらゆる探求と同じように、非常に楽しい冒険や体験であるべき。」

探索とは

人や動物によって新しい環境へ向かいなされる行動。

探索行動は、たとえそれに関連する生物上の明らかな報酬がなくとも生じる。

新しい環境下でのこのような行為の欠落はしばしば恐怖心や情動性の指標として用いられる。

アメリカ心理学会

赤ちゃんは、おもちゃがあってもなくても移動量に差はなく、移動そのものを楽しむために移動していると考えられています。

次第にモノとの関わり、リーチの発達、手の発達、自己の探索とモノの探索へ繋がり、全般的な発達へすすんでいきます(発達のカスケード)。

支援者の役割は、「発見学習の舞台を整え、潜在する制約を取り除いたり付加したりすることで学習を後押しすること」にほかなりません。

まとめ

遊びは、モード(状態)としてとらえることができ、楽しい遊びには探索が伴います。スキルの獲得は探索からはじまりますが、探索には適度なバリエーションが必要です。

以上のことから、遊びの発達段階を評価し、お子さまに合った楽しい遊び課題を提供することが効果的な支援に繋がると考えます。

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